JOUFUKU 哲学

嗅覚を駆使した創作活動 – Olfactory works

Olfactoryとは嗅覚のこと。

画家が視覚を、音楽家が聴覚を駆使するように、
嗅覚を駆使した創作活動(=Olfactory work)もある。

嗅覚は五感の中で唯一、人間の脳における理性ではなく本能を司る部位に直結しています。
嗅覚によって人の直感に訴える創作物が生まれる可能性があります。

ビールの専門家・醸造家として、そしてハーブティーブレンダーとして数多くの素材や飲食物の香りを感じてきた。
自分にできるOlfactory worksはなんだろうか?

それが“香りを飲む”でした。

香りを飲む – Two Pathways of Smell

人はなにかを飲むとき食べるとき、主に二つの経路で香りを感じています。

〇 口に入れる前に 香りを鼻の中に吸い込む経路(オルソネーザル)
〇 口に入れた後に 香りが鼻の外に抜け出す経路(レトロネーザル)

両者は時として感じ方が全く異なります。
そして人は動物の中でも特に
“レトロネーザル”が発達していると言われます。
飲食という行為において
“オルソネーザル”と“レトロネーザル”の違いを楽しむことができるのは、
人の特権だといえるのです。

“香りを飲む”とは、この特権を享受して心身ともに満たされることを指しています。

醸馥 – JOUFUKU – Brewing the Aromatic World

「醸(ジョウ/かもす)」は英語でBrew。

Brew a cup of tea 「お茶を淹れる」
Brew beer 「ビールを造る」

の他にも

Brew the Sense of Smell「嗅覚を鍛える」
Brew dreams 「夢を紡ぐ」
Brew the universe「宇宙を創造する」

といった用法も可能です。

「馥(フク / かんばしい)」とは香りが高いことを意味します。
「馥郁(フクイク)」と書いて “良い香りが立ち込めている様子” を表します。

醸馥  – JOUFUKUとともに馥郁たる世界をBrewしてみませんか?

ロゴの意味 – Logo Meaning

JOUFUKUの「J」をかたどる3つのロゴは

・香りの成分が立ち上がる様子
・香りの刺激が脳に伝わる様子
・嗅覚によるコミュニケーション

を意味しています。

物、人、世界は香りで繋がっている。

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