ビアインスパイアシリーズ -White- カモミール・ブロンシュ(販売中)

Beer Inspired Series -White- Chamomile Blonche

ヨーロッパの小麦ビール‘White Ale’にインスパイアされたハーブティー。
甘いスパイスの香りとリンゴやバナナのようなフルーティさ。


ブレンド内容

1, ジャーマンカモミール
2, クローブ
3, コリアンダーシード
4, オレンジピール
5, ミルクシスル
6, マーシュマロウルート


美味しい飲み方

〇Hot
・ティーカップを用意する。
・ティーバッグ1個を入れて熱湯約200mlを注ぐ。
・ソーサーなどで蓋をして8分蒸らす。
・バッグを取り出してお召し上がりください。
※お湯の量や蒸らし時間はお好みでご調整ください。
このティーは長蒸らしがお勧めです。

〇Ice
・ポットなどの耐熱容器を用意する。容量300mlくらいが作りやすいです。
・ティーバッグ1個を入れて熱湯約120mlを注ぐ。
・蓋をし10分蒸らす。
・お湯と同体積くらいの氷を入れて急冷する。
・バッグを取り出して、お好みで氷を追加したグラスにサーブしてお召し上がりください。
※蒸らし時間をもう2,3分長めにすると、よりしっかりした味わいになります。
このティーは長蒸らしがお勧めです。

ブレンドの詳細

ホワイトエールはヨーロッパのいくつかの地域で発祥した小麦を使ったビールの総称です。代表的なスタイルとしてドイツのヴァイツェン、ベルギーのベルジャンウィットが挙げられます。小麦のソフトな口当たりに加えて、酵母のクセが強いものも多く、バナナやクローブの香り、時には顕著な酸味が特徴的です。また、ベルジャンウィットにはコリアンダーやオレンジピールなどのスパイスで風味付けされます。

本作『カモミール・ブロンシュ』でもコリアンダーとオレンジピールを使用。ホワイトエールはそもそもがハーブ・スパイスを使用したビアスタイルという側面が少なからずあるので、ハーブティーには置き換えやすいですね。

酵母由来の香りはどのように表現したかというと、まずクローブ香については安直にクローブをブレンド。問題はバナナ香です。そこでバナナ香を形成する要素を成分的に分解して考えてみると、意外かもしれませんがクローブ香も関係しているのです。つまりクローブをブレンドした時点でバナナ香の一部分は表現できているといえます。あとはバナナ香からクローブ香を差っ引いた何かしらフルーティな香りを加えることを考えると、ジャーマンカモミールのリンゴのような香りが適任でした。

小麦のソフトなニュアンスについては、水溶性食物繊維が豊富なマーシュマロウルートで表現。適度な酸味も加わるので、一気にホワイトエールらしさが増しました。ミルクシスルの脂質感もいい仕事をしています。

ブレンド名における「ブロンシュ」はフランス語で「白」の意味です。

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