
Cacao Blossom

ブレンドの概要
チョコレート製造の過程で廃棄される素材“カカオハスク”に花を添えたブレンド。
実際には香りがないといわれる”カカオの花”を嗅覚世界に咲かせてみました。
初めに引き締まった花とローストの香りが駆け抜け、口に含むとオレンジ&リンデンの甘い華やかさが広がります。フィニッシュには蜜のような甘酸っぱさが優しく残ります。
ブレンド内容
- ラベンダー
- カカオハスク
- オレンジフラワー
- リンデンフラワー
- 紅花
- ハイビスカス
- アンジェリカルート
- リコリスルート
など。ブレンドはボタニカルの状態によって変更する場合があります。

カカオハスク:チョコレート製造の過程で廃棄される香りのかけら
本作でキーとなる香り素材であるカカオハスク(カカオの殻、種皮)について。
カカオハスクはチョコレート製造の過程でカカオ豆から取り除かれる外皮の部分です。
繊維質で固く、チョコレートに混ぜると口当たりが悪くなったり、雑味が出てしまったりするため、カカオ豆を粉砕するタイミングで除去され、従来では多くの場合廃棄されてきました。
しかしながらカカオハスクは、廃棄してしまうにはもったいないほどの素晴らしい香りを秘めています。
粉砕される前のカカオ豆は、発酵・熟成を経て、ローストを施されます。
この過程でカカオ豆にはもちろん、カカオハスクにも発酵のフルーティな香りや、ローストの甘い香りが付与されるのです。
近年ではこのカカオハスクの香りや味わいが着目されて、カカオティーとして販売されていたり、クラフトジンやクラフトビールの香り素材として使用する製造所もあります。

カカオの花:香りのない花を嗅覚世界に再現
本作のテーマである“カカオの花”。
我々日本人には馴染みがありませんが、カカオの木にも花が咲きます。熱帯雨林の植物に典型的な幹生花という形態で、木の幹や古い枝から直接、花が房状に咲きます。
地面近くの小さな虫がアクセスしやすい構造になっており、虫たちは花の香りに誘われて、他のカカオの木になる花から花粉を運んできます。
よっぽど甘く良い香りがしそうなものですが、実際はほとんど香りがありません。小さな虫だけがその香りを感じとることができます。
なので、本作『Cacao Blossom』で表現した香りは、虫の気持ちになってイメージした香りでしかないのですが、、、。
とはいえ、写真のように非常に美しい花が咲くことや、チョコレートの素晴らしい香りを考えると、まるでおとぎ話の想像の花のように、創作意欲を掻き立てられるテーマです。
本作では、カカオハスクのロースト香の奥に潜むフローラルノートに着目し、そのフローラルノートに近しい香りのオレンジフラワーを重ねました。さらにオレンジフラワーと相性抜群のリンデンフラワーを合わせることで、写真のような艶やかな花のイメージを香りで表現しています。

美味しい飲み方
ハーブティー
〇Hot
・ティーカップを用意する。
・ティーバッグ1個を入れて熱湯約180mlを注ぐ。
・ソーサーなどで蓋をして8分蒸らす。
・バッグを取り出してお召し上がりください。
※このブレンドは長蒸らしがお勧めです。
〇Ice
・ポットなどの耐熱容器を用意する。容量300mlくらいが作りやすいです。
・ティーバッグ1個を入れて熱湯約120mlを注ぐ。
・蓋をして10分蒸らす。
・お湯と同体積くらいの氷を入れて急冷する。
・バッグを取り出して、お好みで氷を追加したグラスにサーブしてお召し上がりください。
インフュージョン酒
スピリッツへの漬け込み
- お好みのスピリッツに(ジンやウォッカ、焼酎など)にティーバッグを漬け込み冷暗所に移す。
※バッグ1包に対してスピリッツ180ml~好みで増やしてください。 - 2~3日を目安にバッグを取り出す。長く漬け過ぎると渋みが出て飲みづらくなります。
- 適量をロックやストレート、ソーダ割りなどでお召し上がりください。
※必ずアルコール度数20%以上の蒸留酒をご使用下さい。
【お勧めの蒸留酒】
〇芋焼酎
まず、焼き芋のような香りがカカオにピッタリです。
そして芋焼酎には、“凛とした花の香り”と“艶やかな花の香り”の二面性があり、前者にはラベンダーのキレが、後者にはオレンジフラワーの甘さが良く合います。
ラベンダーを強調するならば白芋焼酎を、オレンジフラワーを強調するなら紫イモ焼酎を選ぶといいかもしれません。
ホットワインの香りづけ
- ワイン(赤白どちらでも)とティーバッグを小鍋に入れる。
※バッグ1包に対してワイン180mlから。ワインの量は好みで増やしてください。 - 弱火で60~70℃に温め、蓋をして袋の裏面に表記の時間マイナス2分を目安に蒸らす。
- 好みで砂糖や蜂蜜を加えてお召し上がりください。
※お好みで他の醸造酒(ビールや日本酒)にもアレンジ可。
※醸造酒(ワインを含む)は漬け込み酒にできません。その都度飲み切る分だけ作るようにしてください。
【お勧めの醸造酒】
〇赤ワイン
メルローなどの赤ワインに顕著な、パリッとしたメラノイジン系の香り(焼いたパンのような香り)がカカオにピッタリです。さらに赤ワインとハイビスカスが複雑な酸味を形成し、その酸味をリコリスの甘味が上手く調和してくれます。
販売サイト
一般のお客様はJOUFUKUオンラインショップより。少量からお試しいただけます。
飲食店のお客様にはロットの調整を致します。お気軽にお問い合わせください。

